浪人生活記

浪人生活記7:大学受験に毒され自分を見失ってしまった

疲れたのに気合と根性で勉強を続けていたら、いつの間にか自分の限界を超えてしまい、メンタルをやりました。一時期何もやる気がせず、勉強関連のものを目にしたり、考えただけで気持ち悪くなり、無気力になりました。

一週間家で休み、だいぶ回復しましたが、一度心に負担をかけすぎてしまうとそこからの復帰は本当に大変で時間がかかります。僕は過去の経験でそれを知っていたはずですが、忘れていました。

初めは「なんか最近ピリピリしてんなぁ」と自分で感じていて、そのうちだんだんと些細なことにでも気に触るようになり、しばらくすると常に舌打ちするようになったり、物を殴ったり。最後には家族にひどい言葉をかけ八つ当たりしてしまったり。

本当によくないです。ピリピリし始めた頃に休みをとれば良かったですが、「休んだら目標達成できない」と半ば脅迫的に考えていて、常に動き続け、結果倒れたというか、心が折れました。

「筋トレやってるから休みなくてもいける」「こんなんで疲れてたらだめだ」とかそんなふうに思っていて。大学受験に囚われすぎていました。

自分のペースをしっかり守っていきます。

というか今まで自分のペースでやってきたのに、大学受験生、浪人生という僕にとって前代未聞のことに足を踏み入れた結果、大きくペースを乱されました。

よく「自分のペースに合わせていたら合格などできない」という人がいますが、たしかに一理あると思います。ですが、自分のペースを崩して、合格のために自分にはきつすぎるペースにするのはどうなのかなぁ、と思います。その結果自分が崩れたら、まさに本末転倒です。

「必死にガンガンついていく!」って人はいると思います。そういう人は大学受験勉強に適性があるんじゃないでしょうか。僕はそうではなかったようです。

僕は受験勉強初めの頃、純粋に勉強を楽しんでいました。ですが、最近になってその気持ちはまるでなかったかのようにどこかへ行ってしまい、「時間がない」「目標達成は無理なんじゃないか」というマイナスなことに思考が脅迫的に囚われてしまっていました。

受験勉強は学びの面白さを奪っているのではないか

いろいろ意見があると思いますが、大学受験、受験勉強は学びの面白さを奪っているのではないかと僕は思います。

先ほども言いましたが、この「浪人生活記」の最初の頃の記事に書いてあるように、僕は大学受験勉強で人生で初めて自分の意思で勉強に真剣に取り組み、そして勉強の面白さを知りました。

知らないことを知るのは純粋に楽しいですし、大きなよろこびがあります。

例えば、僕は受験勉強を通じて政治経済の面白さ、必要性を実感しました。そこそこ楽しみながら勉強していました。

その時は現実を見ていなかったというか、根拠もないのに「まあいけるっしょ」と思っていた節があり、特に気を病むようなことはありませんでした。

ですが、そもそも僕は何のために受験勉強をしているかというと、それはもちろん大学の入学試験に合格するためです。

合格までの距離の指針の一つとして偏差値がありますが、大学受験はこの「偏差値をどこまで高められるか」が結局のところ一番重要なことだと思います。

そして、これが学びの面白さを奪っていると思うんですよ。

「これ面白いな」「もっと知りたい」こんな素直な気持ちが、学び、勉強の本来の姿だと思うんですが、大学受験になると、どこまで偏差値を上げられるのだとか、ただ他者と点数を競い合うものになっています。

まあ、「受験勉強はそういうもんだ」と言われればそういうもので、目標は「大学合格」、そのために「受験勉強」です。

でも僕は「そういうものだから仕方ない」と納得したくなくて。「皆そうしている」「皆疑問を感じながらつらいのを我慢してやっている」そう言われても、僕はそんな理由で納得したくないです。「皆やっている」と言われても、「で?だから何?」と思うだけです。

自分の目標とする大学に入るために、必死こいて細かい知識を詰め込んで、ストレスも溜め込んで、自分をすり減らして。他者を蹴落とすようなことをして。

歴史の細かい年号とか、覚えてどうすんのって思います。役に立たないとは全く思いませんが、「そんな細かいこと必要あるか?」と。人生はもっとほかに大切なことがあるだろうと。

それは歴史学者だったり、それが好きでやりたい人だけがやってやればいいのに。

ただ他人に与えられた決まった勉強を嫌嫌やって。自分と時間をすり減らして。何が面白いのこれ。

現在の受験は、ただのつまらん根性試しになっていると思います。

そんな仕組みだから、日本の受験生の大半は「勉強はつまらなくてつらいものだ」といった認識を持ち、大学に入ってから勉強に意欲的に取り組まなくなるんじゃないですかね。(ただ、これは詳しいデータを参照したわけではないのでご了承ください)

確かに、大学受験という経験を通じて人間として成長できると思います。実際、僕も爆発的に成長しています。「去年の俺誰やねん」みたいなレベルで。

でもね、なんか。うーん。現在の大学入試の学力試験はやっぱりちがうと思います。

もし、僕の偏差値が今全科目70くらいあったらこんなことは言わないのかもしれません。ですが、仮にそうだったとしても、現状の入試の仕組みで変えるべきところは必ずあると思います。

まあ、なんかいろいろと言ってきましたが、結局のところ僕には現在一般的である学力で合否判定をする大学受験勉強が向いていない、ただそれだけのことです。

僕と同じような人もいるでしょうし、僕のようなことは全く思いもしないという人ももちろんいるでしょう。

ペーパーマリオオリガミキング

メンタル回復のためにゲームをしようと思い、前々からずっとやりたかったオリガミキングをついに購入しました。やっぱりゲームは良いものですね。大好きです。

ペーパーマリオによって傷ついた僕の心は癒されていきましたが、それと同時に、このゲームはすごすぎました。あまりの衝撃で気持ちを書かざるをえませんでした。ありがとう任天堂と関係者の人。

※ネタバレ大量に含まれるのでご注意ください。

[ネタバレ注意]ペーパーマリオオリガミキング感想♯1※ネタバレを大量に含むのでご注意ください。本作をすでにクリア済み、または今後遊ぶことはない方のみ読み進めるのをおすすめします。素晴らしい...

自分で初めた大学受験生活ですが、深いところまで足を踏み入れてみると、それは僕の想像を遥かに上回る深さでした。残り5ヶ月弱。無理せず最後までやっていきます。

きゃべつ
2002年生まれ。男性。浪人生。(2020年現在) 趣味はゲームと読書。 このサイトは「バイトをせずにお金を稼ぐ」という理由で高校生のときに初め、その楽しさにハマり運営を続けています。 筋肉は一生の相棒! 詳細はプロフィールアイコンよりどうぞ。