現代にはたくさんの情報が溢れています。職業形態も増えていて、エキサイティングな人生がたくさんあります。
ネットでいつでも情報を取得できて、さまざまな人と交流することができます。
そしてインフルエンサーと呼ばれる人たちがいます。(僕もインフルエンサー!?)
そういった人たちが声高く自分の成功法や意見などを言っていて、いわゆる「信者」なんてよばれる人たちもいます。
新しい時代を感じたり、時にはその発言に感動を覚えたりもするわけで、「それが正しい」と思ってしまうこともあります。
ですが、それって結局「その人が成功した方法」であって、万人に当てはまるものであるわけではないよなぁ、と思いました。
人には向き不向きがあると思う
「すぐ行動するのが最強」という人もいれば、「考え抜いてから行動するのが最強」という人もいます。あとは「行動しまくる」とか。
いろいろな人がいろいろな「正解」を示していますが、それらに正解不正解なんかなくて、ただ人それぞれ向き不向きがあるというだけなんじゃないかなぁと僕は思っています。
いわゆる「自己啓発」「成功法」「勝ち方」的なことがまとめられた本、ありますよね。僕はそういった類の本を非常に好んで読んできました。そしてそれらは非常に役に立っています。
ですが、それらの本が必ずしも役に立ち、人生を向上させてくれるかといえばそうではないんじゃないかなぁと思いました。むしろそれが自分を苦しめてしまうこともあるのではないかと。
ある本に書かれている方法を実践しても、自分はその著者のようには上手くいかない。そしてそんな自分を責めてしまう、といったように。
自分の頭で考えることの大切さ

ある物事にたいして「それが常識だから」と言っている人がいますが、ある意味それは思考停止なのではないでしょうか。
「それが常識だから」「有名な人、インフルエンサーが言っているから」「権威のある人が言っているから」「地位が高い人が言っているから」「学歴のすごい人が言っているから」などなど。
確かにそのような人たちが言うことは重みがありますし、「なんかすごい」感があります。それが真実かのように感じさせる力があります。
ですが、それが正解であって、真理であって、自分に合うという根拠は全くないですよね。
そして、発言者が他者の人生の課題や責任を引き受けてくれるということもないわけです。
価値観や考え方は人それぞれ違います。
情報があふれて混乱を極める現代だからこそ、結局、自分を信じて自分で考えて、そして他者を信頼するしかないのではないでしょうか。
そうしていくうちにきっと、自分なりの正解が見つかると思います。
質の高い本を見極める
僕は読書がゲームと並んで好きなことの一つです。そして「成功法」「勝ち方」といった類の本は好んで読んできました。
そうした中で思ったのが、「ただ自分が成功した方法を書いただけ」の本もあり、非常にやっかいだなぁということです。
ヒントを求めて本を手に取っただけなのに、その著者が自分のやり方をゴリ押していて、あとは排他的。そんな内容のものがあったりして残念な気持ちになることがあります。
僕は一時期「この人はできているのになぜ自分はできないのか」と思っていたことがありました。ですが、上の項でも述べたように、人には向き不向きがあると思っています。
なので、繰り返しになりますが、「自分の頭で考える」ということが、現代においては特に重要だなと考えています。
「なんかちがう」とき
生きていると、「なんかちがう」という気持ちになることがあると思います。僕もあります。
そんな時こそ、自分で考えて、後悔のない結論を出すのがよいのではないでしょうか。
ネットで調べたり、本にヒントを求めたりするのも有効な解決策であると思いますが、それらの情報を取り入れたせいで余計に混乱するということもあるはずです。
最後に

なぜこのような記事を書いたかというと、最近本を読みすぎて迷走しはじめたように感じたからです。また、大学生という全く未知の世界が突然開き、期待と不安が入り混じっています。
そんな中で自分の考えをまとめるためにもこの記事を書きました。
何かの参考になれば幸いです。