電子書籍の登場により手軽な読書体験が可能となりましたが、選択肢が増えた分、悩むことも増えました。
小説は電子版、図鑑は紙、のように使い分けもできますが、買う際に考えるのが面倒になったり。
ちなみに僕は圧倒的に紙の本が好きです。電子版を10冊ほど買ったことがありますが、全て紙で買い直し、電子版は削除したことがあります。
そんな僕が紙の本と電子書籍を比較してみました。
まあ、結局は個人の好みですね。
※この記事での電子書籍とは、AmazonのKindleサービスとその端末のようなものを指します。
紙の本の特徴
さっと読める
当たり前のことですが、本を開けばすぐに読み始めることができます。読みたいページもパラパラとめくればすぐにたどり着けます。書き込みたいことがあれば、ササっと書き込めます。
電子書籍は、電源をつける→ページをスクロールや検索で移動、というステップがあるので、毎回これを行なっていると煩わしくなってきます。メモを取ることも可能ですが、ここでもワンステップが必要になってきます。
一覧性
本の残りページ数などから「あとこれくらいあるんだ」と把握できますよね。分かりやすいだけでなく、読書体験の向上にも一役買っていると思います。
他にも、本棚に並べておくことでパッと読みたい本を見つけることができます。電子書籍でも本棚機能のようなものがありますが、画面スクロールが必要だったりします。
所有感
『本を持っている感』って、結構大切だと思うんです。読んでいるうちに手に馴染んできて、愛着が湧いたり。本棚に並べておくのも、常に持ち歩いたりしても楽しいですよね。
また、不要になった場合は売ることができるので次の本を買う足しにもなります。
ほぼ永久に保存可能
故意か過失かに関係なく、丁寧に扱っていれば基本的にずっと保管できます。あたりまえのことですけどね。
電子版だと、その本を配信している会社が倒産したり、サービスが終了したりした場合に読めなくなる可能性があります。
Amazonなどの超大企業であればその確率はかなり低いかと思いますが、限りなくゼロにちかくても可能性が存在しているのは嫌じゃないですか。
電子書籍の特徴
圧倒的な携帯性
これが一番の利点だと思います。
本の大きさや重さを一切気にすることなく、端末のストレージ容量が許す限り好きなだけ本を買い、全てをいつでもどこでも読むことができます。
お気に入りの漫画を全シリーズ購入して持ち歩く、なんてこともできますね。
読みたい本がすぐに読める
読みたいものを見つけたら、その場で購入してダウンロードすればすぐに読み始めることができます。
紙の本だと、店舗に行く時間があったり、Amazonのお急ぎ便を使えば当日に届いたりしますが、電子版だとまさに一瞬です。
バレない
むふふな本や漫画、人に知られたくないものを紙で買うのは、リスクがありますね。
Amazonなどのネット通販で外からはバレないように買えても、保管してあるところで見つかってしまう可能性があります。
その点、電子書籍は物理的な物が存在していないので、基本的にバレることがありません。素晴らしいですね!
ちなみに、電子書籍システムを管理している会社の人にはモロバレだと思います。